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虚血性視神経症は回復するの?原因と特徴

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高齢者の片眼に、突然起こる視力低下や視野欠損が特徴の


虚血性視神経症をごぞんじですか?




今回は虚血性視神経症について解説します。

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視神経の障害

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視神経が障害を受けると網膜から脳へ情報がきちんと伝わらなくなります。



これは網膜で感知した情報を伝達する神経は、眼底の中央やや鼻側にある

「視神経乳頭」に集まります。



この視神経乳頭が「視神経」の始点です。



視神経はここから眼球後方に伸びていって脳へ入り、後頭葉に至ります。



この経路のどこかが障害されてしまうと、情報がそこから

先へ進まずに、正常な視覚が成立しません。



視神経は脳に直接つながっている中枢神経の一部で、再生力が弱く、

完全に障害されてしまうと回復が難しくなります。



ですから視神経の病気では、早期治療がとても大切です。



虚血性視神経症とは

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特発性視神経炎と並んで視神経症の二大疾患といわれる、

視神経の栄養を与える血管に循環障害が起こる病気です。



虚血性視神経症は動脈炎型と非動脈炎型の2つに分かれます。



動脈炎型は、炎症により血管が閉塞(へいそく)して起こります

視力障害が特に重く、短時間のうちに反対の眼にも発症するので

早期の治療が必要な病気です。

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非動脈炎型は、糖尿病、高血圧、動脈硬化などの基礎疾患に関係しており


動脈の狭窄を伴うこともあります。



若いのに発症した場合は視神経乳頭が生まれつき小さい人に起こりやすいです。



虚血性視神経症の診断

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検眼鏡で眼の後部を観察して診断します。



危険因子の障害があるかどうかを判断します。



原因として側頭動脈炎が疑われる場合は、診断を確定するために、

血液検査と顕微鏡による側頭動脈組織の検査を行うこともあります。



側頭動脈炎の症状がまったくない場合には、脳のMRI検査または

CT検査を行って、視神経が腫瘍により圧迫されていないことを

確認することがあります。



虚血性視神経症の回復

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動脈炎型は片目の発症を予防し全身の状態を改善させるため

副腎皮質ステロイド薬による点滴治療を開始します。




しかし完全な回復は見込めないようです。




非動脈炎型の場合は過半数は自然に回復します。




患者の約20%は5年以内にもう片方の眼に視神経症を発症すると

推定されています。



まとめ

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高齢者に発症する動脈炎型は、両眼失明に至る危険があるので

緊急な治療が必要な病です。



 また、無痛性の非動脈炎型の場合でも、その背景に糖尿病、


高血圧、動脈硬化や内頸動脈狭窄などの基礎疾患が隠れている


可能性があるので専門科医の診断をすすめます。

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